近年のIT技術の発展により、企業活動や教育・学習活動において情報システムは欠かせないものになっています。C2Kグループでは、 「知識・ノウハウの共有」、「コミュニケーションの促進」、「協調作業・協調学習支援」の3つのキーワードを中心とし、 最先端の技術を取り入れた画期的かつ実用的な役に立つシステム研究開発を行っています。
トラフィックマネジメント方式の研究やファイルトレース方式、P2Pを基盤とした分散検索システムの研究などをしている。
セキュリティグループでは,大きく分けて次の5つの研究に取り組んでいます.
1. セキュリティに関する国際標準を用いた研究
ISO 15408,27000シリーズなどセキュリティに関する国際標準を扱った研究を行っています.環境に適応したセキュリティポリシーの作成,システムや製品に関するST(Security Target)の効率的な作成を目指し,各種国際標準に基づくナレッジベースを開発しています.また,組織のセキュリティ対策を評価するためのセキュリティ評価ツールの開発も行っています.
2. セキュリティと利便性の両立に関する研究
ネットワーク利用時において,組織における十分なセキュリティとユーザにおける十分な利便性の両立を目指し,その状況における最適な対策を決定する手法について研究しています.また,ユーザの利用する端末に焦点を絞り,ユーザの望むセキュリティと利便性を端末上で実現するために,最適な端末設定の算出に関する研究を行っています.
3. デジタル・フォレンジックに関する研究
訴訟における電子データの証拠性を確保するために,電子データが証拠として持つべき要件を整理し,組織が実施すべき対策を決定する手法を研究しています※1.
4. センサネットワーク空間におけるプライバシー保護とサービス品質の両立に関する研究
センサネットワークでは,ユーザのプライバシーに関する情報を取得される可能性が高くなります.そこで,センサネットワーク空間におけるプライバシー保護と快適なサービス利用の実現を目指し,ユーザがセンサネットワーク空間に対して提供可能な情報と利用したいサービスを決定し,このユーザの要求を実現するためのセンサ制御を行う方式について研究しています※2.
5. 様々な流通形態に対応したファイルトレース方式に関する研究
マーケティング利用,流通元の把握など,デジタルコンテンツの流通経路の正確な把握を目指し,ファイルトレース方式に関する研究を行っています.コンテンツ内に追跡情報を埋め込む独自の方式により,サーバ通知型のファイルトレースでは把握不可能だった,CDやUSBメモリなどの物理媒体やサーバ接続不可のマシンを経由した流通も把握可能となります.
※1 セコム財団研究助成の採択研究「各種セキュリティ要素技術を統合するトータルセキュリティアーキテクチャ設計法の確立による安全な情報社会の実現」の一環.
http://www.secom.co.jp/zaidan/kiroku_h18.html
※2 文部科学省私立大学学術研究高度化推進事業「私立大学社会連携研究推進事業」:研究課題「測位/光神経複合センサノードによるユビキタス・モニタリング・ネットワークの開発とその産業応用への展開」の一環.
http://www.soka-span-project.jp/